熊本城 燃える
「城今焼ける最中 何故か分からぬ 薩兵体調別府 総督篠原 中軍西郷 後軍桐野 篠原は日奈久におる 既に兵端開く勢いある 県庁 今 御船というところへ移りた」(大意)
明治10年2月19日午後12時20分、熊本局から発信されたこの電文は、熊本城に立てこもった熊本鎮台の狼狽ぶりがよく表れている。
薩軍はもう目のまえの川尻(熊本市)まで進軍してきている。その緊急事態のさなかに、これからの戦で自分たちが拠って立つ、大事な熊本城が燃えている。しかも原因もわからない・・・。
西南戦争の際の、この熊本城・天守閣炎上は今もナゾに包まれている。