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小島行在所…西郷さんも訪れた!?

こんな場所もあったんですね。熊本にいながら、知りませんでした(恥!)

(くまにち.コムより引用)

 熊本市小島下町の市指定文化財「明治天皇小島行在所」。明治維新から間もない一八七二(明治五)年、西国巡幸の天皇が宿泊し、西郷隆盛も随行して訪れたという歴史を持つ。しかし、市中心部から離れた場所にあることなどから見学者はごく少ない。地元の保存会は「今年は西南戦争百三十年で、明治を振り返る節目の年。小島の文化財にも注目してほしい」と呼び掛けている。

 行在所は坪井川沿いの小島小学校近くにあり、木造二階建て(延べ床面積約百三十平方メートル)。天皇行幸の報を受けた白川県(当時)が、旧藩時代に細川家の宿所だった米村基三郎方を行在所に指定。米村家が急きょ新築した。明治天皇は同年七月二十二日、長崎から海路熊本に着き、小島小近くにあった船着き場から上陸した。

 行在所は行幸後、熊本区裁判出張所や小島郵便局として利用されたが、一九六四(昭和三十九)年に米村家が市に寄贈。市は六八年に有形文化財・史跡に指定した。

 小島校区の九つの町内の自治会長らでつくる「明治天皇小島行在所跡保存会」(中村篤会長、約三十人)が管理する。管理棟に住む仁木次義さん(85)、キヨコさん(79)夫婦を中心に、庭の手入れや室内の清掃などをしており、歴史の重みをしのばせる建物は健在だ。

 二階の十畳間には、一段高くなった二畳敷きの玉座があり、天皇が使った茶わんや、町に残した短刀などが並ぶ。見学は無料で、キヨコさんが室内外を案内し、「天皇に随行した西郷隆盛がこの庭の石でスイカを割って食べた」などの逸話も紹介してくれる。

 地元の小島小児童らが訪れることはあるが、見学者は歴史愛好家など多い年で約五、六十人。本年度の見学者はまだ三組六人にとどまる。保存会長の中村さん(83)は「地域の歴史が詰まった宝。多くの皆さんに知ってほしい」と話している。管理する仁木さんは(電)096(329)3392。